Zao SDK for Jetson / libzao-endpoint API リファレンス 1.2.0.0 (2023-10-30)
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appsのビルド方法

Jetson上でappsの各プログラムをビルドする方法を説明します。

準備

事前に以下の様にコマンド実行してソースを展開し、必要なパッケージをインストールするスクリプトを実行してください。

$ tar xf zao_sdk_jetson_〇/apps/apps_src.tar.xz
$ sudo apps/prepare.sh

ビルド

例としてZaoSerialProxyTtyについて説明します。 他の各プログラムもそれぞれのディレクトリで同じようにビルドできます。

$ cd apps/serial-proxy-tty
$ mkdir build
$ cd build
$ cmake ..
$ make
$ sudo make install

以上でビルドが完了しバイナリファイルZaoSerialProxyTtyが/usr/local/bin/に配置されます。

セットアップ時に配置された/usr/bin/ZaoSerialProxyTtyに代わって上記で配置したZaoSerialProxyTtyを実行するには /lib/systemd/system/zao-serial-proxy-tty.serviceを編集します。

(変更前)
ExecStart=/usr/bin/ZaoSerialProxyTty -d ${SERIAL_TTY_DEVICE}
(編集後)
ExecStart=/usr/local/bin/ZaoSerialProxyTty -d ${SERIAL_TTY_DEVICE}

次回のJetson起動から配置したバイナリが実行されます。