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Zao SDK / libzao-endpoint API リファレンス 2.0.1.0 (2025-09-01)
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ALSA が認識する Capture デバイスから音声を取り込み、クラウド側へ音声データを送信 (Source) するサンプルプログラムです。
ビルド方法にしたがって apps/audio-source-alsa/ でビルドすると ZaoAudioSourceAlsa が得られます。
-d <device> または --device=<device> : ALSAデバイス名の指定arecord -L 等で列挙されるPCMデバイス名を指定します。-d plughw:CARD=2-s <name> または --stream=<name> : ストリーム名の指定embedded : 映像信号に重畳されたエンベッデッド音声として送信します。external : 追加の外部音声として送信します。--link-path=<path> : 連携用パスの指定 (SDK1.6から短いオプション(-p)は廃止されました)unix:///run/zao/RemoteEndpoint.sock となります。-l <level> または --log-level=<level> : ログ出力レベルの指定trace, debug, info, warning, error, critical, off または、その頭文字である T, D, I, W, E, C, O (大文字)が指定できます。info となります。--log-color : ログへの色付けを有効にします。--log-no-color : ログへの色付けを無効にします。--log-output=<output> : ログの出力先。stdout, stderr, syslog, null のいずれかを指定します。stderr となります。--syslog-ident=<name> : syslog出力時のident名称。--syslog-facility=<name_or_number> : syslog出力時のfacilityコード。alert 等の文字列か、0~23の数値でfacilityを指定します。-v または --verbose : verbose 指定-l/--log-level によるログレベルを1段階詳細な方に引き上げるのと同等です。-h または --help : コマンドラインオプションに関するヘルプを表示して終了します。systemd の zao-audio-source-alsa-embedded.service, zao-audio-source-alsa-external.service から ZaoAudioSinkAlsa が起動されます。 SDK セットアップ直後のデフォルト状態は embedded が有効、external が無効となっています。 設定ユーティリティから Audio Input を Enable/Disable すると embedded について有効化/無効化されます。
各サービスが /etc/zao/AudioSourceAlsa.conf を読み込み ZaoAudioSourceAlsa へオプション指定する形になっています。 設定ユーティリティでのデバイス選択はこの設定ファイルへ反映されます。
systemd service としてではなくターミナルから直接実行する場合についてです。