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Zao SDK for Jetson / libzao-endpoint API リファレンス 1.7.0.0 (2025-05-14)
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ZaoVideoSourceIpcam は IP カメラ 1 台から RTSP で映像を受け取り、その映像をエンコードし直してクラウド側に送信するプログラムです。
-c <file>、--conf=<file> または --config=<file> : 設定ファイルを指定します。VideoSourceIpcam.toml を読み込みます。--link-path=<path> : 連携用パスの指定 (SDK1.6から短いオプション(-p)は廃止されました)unix:///run/zao/RemoteEndpoint.sock となります。-l <level> または --log-level=<level> : ログ出力レベルの指定trace, debug, info, warning, error, critical, off または、その頭文字である T, D, I, W, E, C, O (大文字)が指定できます。info となります。--log-color : ログへの色付けを有効にします。--log-no-color : ログへの色付けを無効にします。--log-output=<output> : ログの出力先。stdout, stderr, syslog, null のいずれかを指定します。stderr となります。--syslog-ident=<name> : syslog出力時のident名称。--syslog-facility=<name_or_number> : syslog出力時のfacilityコード。alert 等の文字列か、0~23の数値でfacilityを指定します。-v または --verbose : verbose 指定-l/--log-level によるログレベルを1段階詳細な方に引き上げるのと同等です。-h または --help : コマンドラインオプションに関するヘルプを表示して終了します。ZaoVideoSourceIpcam は起動時に設定ファイルを読み込み、それに従って動作します。
設定ファイルのフォーマットについては ZaoVideoSourceIpcam の設定ファイルの書式 を参照してください。
systemd の zao-video-source-ipcam.service から ZaoVideoSourceIpcam が起動されます。 SDK セットアップ直後のデフォルト状態は無効化されており、自動実行されません。 設定ユーティリティから有効化するサービスとして ZaoVideoSourceIpcam を選択すると有効化され自動起動するようになります。
ZaoVideoSourceIpcam の標準出力、標準エラー出力がログファイル /var/log/zao.log に出力されます。
zao-video-source-*.service は複数を有効化すると正常に動作しません。
systemd service としてではなくターミナルから直接実行する場合についてです。
ZaoVideoSourceIpcam は Zao SDK for Jetson セットアップで /usr/bin/ に配置されますが、 配布物に含まれるソースコードを用いて Jetson 上でビルドすることも可能です。
ビルド方法にしたがって apps/video-source-ipcam/ でビルドすると ZaoVideoSourceIpcam が得られます。