Zao SDK for Jetson / libzao-endpoint API リファレンス 1.6.1.0 (2025-01-15)
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ZaoSerialProxyTty は USB-シリアル変換アダプタ等のシリアルポートとクラウド側を接続するプログラムです。
ビルド方法にしたがって app/serial-proxy-tty/ でビルドすると ZaoSerialProxyTty が得られます。
-d <device>
または --device=<device>
: 接続する tty デバイスへのパス/dev/ttyZAO0
となります。--link-path=<path>
: 連携用パスの指定 (SDK1.6から短いオプション(-p
)は廃止されました)unix:///run/zao/RemoteEndpoint.sock
となります。-l <level>
または --log-level=<level>
: ログ出力レベルの指定trace
, debug
, info
, warning
, error
, critical
, off
または、その頭文字である T
, D
, I
, W
, E
, C
, O
(大文字)が指定できます。info
となります。--log-color
: ログへの色付けを有効にします。--log-no-color
: ログへの色付けを無効にします。--log-output=<output>
: ログの出力先。stdout
, stderr
, syslog
, null
のいずれかを指定します。stderr
となります。--syslog-ident=<name>
: syslog出力時のident名称。--syslog-facility=<name_or_number>
: syslog出力時のfacilityコード。alert
等の文字列か、0~23の数値でfacilityを指定します。-v
または --verbose
: verbose 指定-l
/--log-level
によるログレベルを1段階詳細な方に引き上げるのと同等です。-h
または --help
: コマンドラインオプションに関するヘルプを表示して終了します。systemd の zao-serial-proxy-tty.service から ZaoSerialProxyTty が起動されます。 SDK セットアップ直後のデフォルト状態は有効化状態で、自動実行されます。 設定ユーティリティから Serial を Enable/Disable するとサービスが有効化/無効化されます。
zao-serial-proxy-tty.service が /etc/zao/SerialProxyTty.conf を読み込み ZaoSerialProxyTty へオプション指定する形になっています。 設定ユーティリティでのデバイス選択はこの設定ファイルへ反映されます。
systemd service としてではなくターミナルから直接実行する場合についてです。