Zao SDK for Jetson / libzao-endpoint API リファレンス 1.6.0.0 (2024-12-24)
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ZaoVideoSourceIpcam は IP カメラ 1 台から RTSP で映像を受け取り、その映像をエンコードし直してクラウド側に送信するプログラムです。
-c <file>
、--conf=<file>
または --config=<file>
: 設定ファイルを指定します。VideoSourceIpcam.toml
を読み込みます。--link-path=<path>
: 連携用パスの指定 (SDK1.6から短いオプション(-p
)は廃止されました)unix:///run/zao/RemoteEndpoint.sock
となります。-l <level>
または --log-level=<level>
: ログ出力レベルの指定trace
, debug
, info
, warning
, error
, critical
, off
または、その頭文字である T
, D
, I
, W
, E
, C
, O
(大文字)が指定できます。info
となります。--log-color
: ログへの色付けを有効にします。--log-no-color
: ログへの色付けを無効にします。--log-output=<output>
: ログの出力先。stdout
, stderr
, syslog
, null
のいずれかを指定します。stderr
となります。--syslog-ident=<name>
: syslog出力時のident名称。--syslog-facility=<name_or_number>
: syslog出力時のfacilityコード。alert
等の文字列か、0~23の数値でfacilityを指定します。-v
または --verbose
: verbose 指定-l
/--log-level
によるログレベルを1段階詳細な方に引き上げるのと同等です。-h
または --help
: コマンドラインオプションに関するヘルプを表示して終了します。ZaoVideoSourceIpcam は起動時に設定ファイルを読み込み、それに従って動作します。
設定ファイルのフォーマットについては ZaoVideoSourceIpcam の設定ファイルの書式 を参照してください。
systemd の zao-video-source-ipcam.service から ZaoVideoSourceIpcam が起動されます。 SDK セットアップ直後のデフォルト状態は無効化されており、自動実行されません。 設定ユーティリティから有効化するサービスとして ZaoVideoSourceIpcam を選択すると有効化され自動起動するようになります。
ZaoVideoSourceIpcam の標準出力、標準エラー出力がログファイル /var/log/zao.log に出力されます。
zao-video-source-*.service は複数を有効化すると正常に動作しません。
systemd service としてではなくターミナルから直接実行する場合についてです。
ZaoVideoSourceIpcam は Zao SDK for Jetson セットアップで /usr/bin/ に配置されますが、 配布物に含まれるソースコードを用いて Jetson 上でビルドすることも可能です。
ビルド方法にしたがって apps/video-source-ipcam/ でビルドすると ZaoVideoSourceIpcam が得られます。