Zao SDK for Jetson / libzao-endpoint API リファレンス 1.6.0.0 (2024-12-24)
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ZaoAlert の使用方法

ZaoAlert はアラート機能を実現するプログラムです。

■ ビルドと導入

ビルド方法にしたがって apps/alert/ でビルドすると ZaoAlert が得られます。

■ コマンドラインオプション

ZaoAlert [<options...>]
  • -c <file>--conf=<file> または --config=<file> : 設定ファイルを指定します。
    • 省略時は /etc/zao/Alert.toml となります。
  • --link-path=<path> : 連携用パスの指定 (SDK1.6から短いオプション(-p)は廃止されました)
    • ZaoRemoteEndpointとの連携に用いるパスを指定します。
    • 省略時は unix:///run/zao/RemoteEndpoint.sock となります。
  • -l <level> または --log-level=<level> : ログ出力レベルの指定
    • LEVELには trace, debug, info, warning, error, critical, off または、その頭文字である T, D, I, W, E, C, O (大文字)が指定できます。
    • デフォルトは info となります。
  • --log-color : ログへの色付けを有効にします。
  • --log-no-color : ログへの色付けを無効にします。
    • デフォルトでは、出力先が端末(tty)か否かに基づき自動で色の有無を決定します。
  • --log-output=<output> : ログの出力先。
    • stdout, stderr, syslog, null のいずれかを指定します。
    • デフォルトは stderr となります。
  • --syslog-ident=<name> : syslog出力時のident名称。
  • --syslog-facility=<name_or_number> : syslog出力時のfacilityコード。
    • alert 等の文字列か、0~23の数値でfacilityを指定します。
  • -v または --verbose : verbose 指定
    • -l/--log-level によるログレベルを1段階詳細な方に引き上げるのと同等です。
  • -h または --help : コマンドラインオプションに関するヘルプを表示して終了します。

■ 環境変数

  • ZaoAlert は特に環境変数によって動作を変えません

■ 設定ファイル

ZaoAlert の設定ファイルの書式 を参照してください。

■ 自動実行

systemd の zao-alert.service から ZaoAlert が起動されます。

■ 手動実行

systemd service としてではなくターミナルから直接実行する場合についてです。

  • zao group に属しているアカウントから実行する必要があります
  • 動作を止めるには Ctrl-C を入力します

■ 制限事項